大雄山最乗寺は、600年の歴史があり参拝客はほぼ全員参道の杉並木や境内の大きさに驚き感動をされるものの、曹洞宗で永平寺、 總持寺に次ぐ格式があるまだまだ知名度は低い。 座禅、写経の体験や、僧侶のありがたい法話、そして伝統が受け継がれている精進料理も食べていただけるといったポテンシャル の高さから、昨年知名度のアップのために観光庁の補助金を利用し最乗寺のライトアップを実施。 700人を超える来場者を記録したが、ターゲットがインバウンドで内容がライトアップとディナーのみの企画であったために日中 の参拝客と、遠方で宿泊をされる参拝客を取り込むことができなかった。 今後は、ライトアップを見学、そのご宿泊施設までの提供ができれば、もっと多くの参拝客 が期待でき、最乗寺を起点に、周辺の丹沢湖、酒蔵、道の駅の立ち寄りや農業体験などの周遊が見込まれ、桜などの花を目的とした見学客の増加も見込まれる。 さらに今回は、松田町のキラキラフェスタ、大井町のひょうたんランプ、中井町の流し灯籠、小田原市の小田原ちょうちん等神奈川県 西部の「灯り」を集め、かながわ西エリアへの再訪を促すプロモーションの場所し今回の事業を提案しました。